20070116

20060714 [Hotel] LLOYD HOTEL

なんともこじゃれたLloyd Hotel。
部屋のランクはトイレ・シャワー共同の一泊95ユーロの部屋(☆)から
450ユーロのゴージャスルーム(☆☆☆☆☆)まで5段階。
ディスカウントプランだったのか値上がりしたのかわかりませんが、
Hotels.nlで予約して、☆部屋に80ユーロで宿泊しました。
ホテルのサイトを見ると、各種ディスカウントプランがいろいろあるようです。
1Fに地元の人も訪れるレストランとバーがあり、吹き抜けになっているので
遅くまで結構賑やかでした。部屋によるのかもしれませんが。
すぐ目の前のスーパーマーケット&ローカル色あふれるショッピングモール(?)で
食料を調達する事も出来ますが、その他近所にお店はありませんでした(2006年当時)。
アート関係の本を集めたライブラリーコーナーがある他、各種イベントフライヤーも豊富で
情報収集に便利。パソコンもあり、無料でネットできます。

|Lloyd Hotel Amsterdam|
Oostelijke Handelskade 34
1019 BN Amsterdam
http://www.lloydhotel.com/


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20070114

20060714 Brussels→Amsterdam

なんだかバタバタと過ぎ去ったベルギー滞在。本日はもうアムステルダムに移動です。
空腹で早く目が覚めたので、ホテルで朝食をとることに。
あらー、メニュー豊富な上にコーヒーはポットサービス。気が利いています。
昨日も食べておけばよかったと思いつつ、チェックアウトして中央駅に向かいました。
時間が足りずに行けなかった王立美術館近辺を外観だけでも拝んでおこうと
遠回りコースを選択。目標の列車は11:50。余裕です。
…と思っていたら、グラン・プラスを過ぎた辺りから、道はずっとゆるやかな上り坂に。
キ、キツい。小さなスーツケースで来てよかった。
じっくり楽しむこともなくぜいぜい言いながら駅に着いたのは、11:30分過ぎ。
余裕のはずが。
いろいろ考えた末に、IC一等車のチケットを購入しました。大人ですから。

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ゆるやかな坂、わかりますか?


あれよあれよという間に列車は動き出し、さよなら、ベルギー。
車両は古いけれど、1人掛けに座れて座席の間隔も広く、快適。車内販売もありました。
アムステルダム(とベルリン)は、今回の旅のメインの目的地。期待に胸が高まります。
かねてよりオランダに興味はあったのですが、かの国についての知識といえば

●手作り国土・山が無い
●風車・チーズ・チューリップ・木靴
●ゴッホやフェルメール、レンブラントなど優れた画家を多数輩出
●女王がいる
●定評あるグラフィックデザイン
●ミッフィーちゃんの生みの親、ディック・ブルーナ氏がいる
●ソフトドラッグ合法・売春合法・同性結婚法世界初施行
●平均身長世界一
●スーパーマーケット“HEMA”がある
●昔一人の少年が腕一本で堤防決壊を防ぎ国を守った(←実話?)
ピーター・アーツファムケ・ヤンセンの祖国

などなど、所詮こんなレベルですが、なんといっても


●鎖国時代の日本に付き合ってくれた国


ですよ。かつての蘭学者憧れの地ですよ。
日本人は感謝の気持ちを忘れてはいけません。たぶん。
そうこうするうちに列車はオランダ入国。ハーグで乗り込んで来たご一行様が
えらくハイテンションです。もう何かキメこんでいるのでしょうか。


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さあ、アムステルダム中央駅に到着です。
そこら中にうじゃうじゃとものすごい数のバックパッカーが。
やはり何かをキメこみに来たのでしょうか。
ガイドブックに“駅構内より外のインフォメーションの方が空いている”とあったので、
駅前左手にある交通局案内所GVBでトラムの15枚綴り回数券を購入しました。
ごちゃごちゃ訳のわからない乗り場でなんとか自分の乗るべき路線を発見。
26番トラムで本日の宿、“Lloyd Hotel Amsterdam”に向かいます。
Rietlandparkで下車して歩くこと数分、15:30過ぎにようやくホテルに到着しました。
戦前にホテルとして建設されたこの建物、
戦後は少年院として使用されその後放置されていたのが
建築家グループ&アーティストの手で数年前に再びホテルとして蘇ったそうです。
館内は吹き抜けでとても明るく、部屋の窓からの眺めもよく、とてもとてもよい雰囲気。


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さて、一番安い(といっても私にしては奮発)部屋を選んだので本日のトイレ・シャワーは共同です。よってまずは場所を確認しておこうとホテル内を探検。地下1階でトイレを発見するも、オランダ語表示のためどちらが男性用でどちらが女性用かもわかりません。
「こっちだ!」とドアを開けると、スタンディング小用便器がズラリと。
結局シャワールームを見つけられずレセプションで尋ねてみると、
さらさらっとメモに“Badkammer”と書いてくれました。
私の部屋のすぐ近くにあったのですが、“Bad”と付いていたので何かイケナイ部屋かと思っておりました。
フランス語でさえ懐かしく思えたこの瞬間。
ちなみに地下まで行かずとも、シャワールームにトイレもありました。


本日は中休みのつもりで「ホテルでのんびり過ごす贅沢な午後」というのを勝手に思い描いていたのですが外が明るすぎることもあり、うむ、どうもくつろぎきれません。
ライブラリーコーナーで写真集をめくったりして空腹をまぎらわせましたが
まだまだディナーという雰囲気でもありません。
よって、散歩に出かけることにしました。
外に出ると…寒っ! 海のそばなのでハンパじゃなく強い風が吹き付けます。
めげずにズンズン進んで行くと、おお、噂通り自転車だらけ。
途中釣りにいそしむ人を見かけましたが、よく見るとどうやら餌はフランスパンのようです。釣れるの?
ちなみにまだ獲物はゲットできていないようでした。


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この辺りは再開発地区なので、素敵な集合住宅が目につきます。
最初はよろこんで写真を撮っていたのですが、「あ、人様のお家だった」と思い直し自粛。
だって薄手のカーテンという発想があるのかないのか、どの部屋も丸見えです。
大きな集合住宅で一度にいろんな部屋が覗き見られるのは、こちらにしてみれば楽しいのですが。こじゃれたショップやかわいいカフェもちらほらあります。
かわいいといえば、こども。ここ数日で、もう私のハートはめろめろです。
あと2週間もいたら、衝動的に1人ぐらいさらってしまうかも、などとくだらない事を考えていると推定身長2m級の人が私の横を通り過ぎました。
やったー、オランダに来たぞー、と変なとこで実感。


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最下段右は対岸から見たロイド・ホテル。


海を眺め、船を眺め、行き交う人を眺めつつぼんやり過ごしていたものの
もはや強風に耐えきれず、ホテルに戻ることにしました。
まだまだ明るいけれど夕食にしようとホテル内のレストランへ。
屋内にはほとんど人がおらずテラスが賑わっていたので私も外に腰を落ち着けました。
が、無理! 絶対無理! 風強すぎ! なぜみんな平気なのかわかりません。
結局屋内に戻り、メニューとにらめっこ。
“Calf's Stew with Lemon”というのが美味しそうです。
オーダーすると、お店の人が「アロなんちゃらだから、野菜も一緒に頼んだ方がいい」と。
?と思いながらも、そう言うのならと“Posh boiled Vegetable”というのも注文しました。


運ばれてびっくり。


皿からはみ出さんばかりの巨大牛肉煮込み1枚のみドーン。
ゆでただけ(味無し)のブロッコリー1把分(茎が長い)ドーン。

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そりゃ“stew”というと煮込みなのでありましょうが。
日本人は「仔牛のシチュー」と脳内変換して具のゴロゴロ入った料理をイメージしますよ、絶対。さっき「アロなんちゃら」と言っていたのはきっと「alone」だったに違いない。
写真を撮れる雰囲気じゃなかったことが残念です。
ここで私はこの旅はじめての敗北感を覚えたのでありました。
しかし間がもたずお代わりしたビール“Affligem”は超美味でした。


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部屋に戻ってみると、陽の差し込み具合が素敵です。しかし、まだ明るい。
またもやホテル内をぶらぶらと。フライヤーの収集にはげんだり、メールを送ったり。
そして時計を見ると、22時過ぎ。やっと日本の夕方ぐらいの明るさです。
おかーさーん、こんな夜はいやです。

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[中]廊下の壁の小さな扉を開けると給湯コーナーでした。壁に描かれた絵がかわいい。



背伸びしながらシャワーを済ませ、背伸びしながら部屋の電気を消し、
えらく高い位置にあるテレビのスイッチを入れました。リモコンでですが。
私は身長160cm。さすがなんといっても平均身長世界一の国です。
ベッドに入ると、布団はフカフカで寝心地最高。
チャンネルをあわせたのはコメディドラマで、舞台はレストランウエディング。
新郎新婦は男性2人。感極まってキスしたものの唇が離れなくなってしまい、そんな2人を意に介さぬまま放っといてみんな帰ってしまうというオチでした。
オランダという国の懐の深さを実感しつつ、スイッチを消して眠りにつきました。


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オランダ人レポーターが中国を旅するという旅行番組も。なんか新鮮。

20070113

20060713 Brugge

ベルギー北西部に位置するブルージュに行って来ました。
ブリュッセルから日帰り旅行です。
まずはホテルから歩いてブリュッセル中央駅へ。
往復切符を買うために窓口の列(大混雑)に並んだのですが、
どうやらクレジットカードを自分で機械に通さねばならない様子。
初めてのことなので、必死で他の人の手元を観察しながらなんとか購入できました。
売店で買ったオレンジジュースと極甘ワッフルをもぐつきながら、特急列車ICを待ちます。

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さすが人気の観光地だけあって、同じくブルージュ行きの列車を待つ人の多いこと。
なんとなく不安を感じつつ列車に乗り込んでみると、予感的中超満員です。
仕方なく連結部(連結部も超満員)に無理矢理座り込み、
到着までの約1時間を過ごすことになりました。


痛い腰をさすりつつ、やっとブルージュに到着です。
駅周辺には何もなさそうですが、目の前に緑が広がっています。開放感。
昨日の経験を糧に、ガイドブックを見ながら第一の目的地グルーニング美術館に向かいました。しかし迷いました。ちゃんと地図通りに歩いたつもりなのに。自分でも不思議です。
とはいえ、中世の街並がそのまま残るブルージュ旧市街地は、世界遺産に登録された情緒あるエリア。迷子になりつつあちこちさまよいながら、その雰囲気をたっぷり楽しむことができました。なんて、負け惜しみを言ってみたり。


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真ん中の写真がグルーニング美術館〈Groeningemuseum〉。


グルーニング美術館はこじんまりとしながらも
ブルージュゆかりのフランドル絵画が多数展示されており、見応えがありました。
ただ、目当てのヤン・ファン・アイクの作品が想像していたよりも少なくて少し残念。
ガイドブックにおける大フィーチャーっぷりを見て過度な期待を抱いていただけに
「え?これだけ?」と思ってしまいました。すみません。
しかしながら全体的に好印象な美術館でした。


美術館を出て、何か食べようとこのエリアの中心部マルクト広場方面へ。
広場周辺にはずらりオープンカフェが並んでいます。
適当にそのうちの一軒に腰を落ち着けて、まずビール。
おすすめしてもらった修道院ビールのLeffeが、と っ て も お い し い !
すぐさま飲み干して、お代わりと一緒にシュリンプオムレツを頼みました。
うむ、味はよい…のですが、どう見ても食べても普通の小海老入り円盤卵焼き。
結構な値段だったので大変ワクワクしておったのですが。どういう価格設定なのだ。
先ほどの美術館で、ここブルージュがフランス語ではなくオランダ語圏だということに
はじめて気付いたのですが、ふと見るとスタッフの人は誰もが数カ国後で接客しておられます。その頭脳が実にうらやましい。


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さて、ブルージュは“水の都”とも称される通りあちこちに流れる運河が印象的な街。
気持ちもお腹も落ち着いたところで、いざ遊覧船に乗ってみることにしました。
眺めもよいし、風も気持ちいいし、いやー、最高です。
さすが多言語国家、ここでもガイドさんは乗客の国籍を見ながら数カ国後を駆使。
日本人は私一人でありましたが、さすがに日本語でガイドはできないながらも
時折「サヨナラー」「アリガトー」「アタマキヲツケテー」などと言っておられました。
隣にいたカップルが「サヨナラ?」と言うので意味を教えてあげると、
すれ違う遊覧船に「サヨナラー」と連呼。うむ、なんとなく微妙に用法が。


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あとは適当にその辺りをブラブラ。歩いてはのんびり休憩し、また歩いては…を繰り返すと
あっという間に夕方になってしまったので、余裕をもって駅に引き返すことに。
「一度迷ったし、もう覚えたもんねー」と、大道芸人のおじさんが奏でるアコーディオンをBGMに自信満々に歩いておりましたが、案の定また迷い、列車に乗り遅れました。
いやはや。
その頃にはもう足腰もクタクタ。二等車ばかりがギュウギュウだった往路の事を考えて、
6.4ユーロ払って一等車のチケットに交換してもらったにもかかわらず、
なんとまた超満員乗車率120%。また連結部に体育座り。なぜだ。
途中でようやく二等車に空席が出始め、老婦人とジョシュ・ハートネットを25歳ぐらい若返らせたようなお孫さんに相席させてもらうことになりました。一等車に変更した意味、まったく無し。
なにやらお孫さんが私の腕時計に興味を示していたので、
私もうれしげに「ケスクセー?」などとお孫さんの持ち物を指差してみたり。
するともちろん老婦人のマシンガンフランス語が返ってきました。
ごめんなさい、もうしません。


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老婦人は英語も堪能で、「あなたはどこで降りるのですか?」「私は中央駅で降ります」と
教科書の例文のような会話をしている間に列車が到着したようです。
ではさようなら、とお二人にスマートに別れを告げ駅に降り立ったのですが、何かが違う。
あら、ここは南駅ではないですか。
きっとお二人も「中央駅って言ったのに」と不思議に思ったことでしょう。
仕方なく、ホテルまでトラムに乗って帰りました。


【今日の教訓】根拠の無い自信に基づいて行動してはいけない


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昨日に引き続き本日もあちこちで見かけた赤子人形。やるせない表情が素敵。

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[左]晩ご飯はビールとヨーグルト。微妙な組み合わせ。
[右]ブルージュで見かけた人。この猛暑の中、セーター着用。タンタンのコスプレかと思いました。