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20100320

20060724 Berlin

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朝起きて一番に目に飛び込んでくるのは馬のお尻

カラカラに乾いた喉と共に目覚めた今日はベルリン最終日。
一刻も早く喉を潤さんと猛スピードで身支度を整え、
レセプションで購入したオレンジジュースを一気飲み。
その足で郵便局に梱包用の箱を買いに行きました。
移動が多いからと荷物を少なくしたのですが、
やはり大きなスーツケースにしておけばよかった。

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ホテルの人に教えてもらった Friedrichstr. 駅内の郵便局で、無事購入。
ガイドブックによるとこの近くで“博物館島マーケット”が行われているというので
そちらの方に向かって歩いてみることにしました。
が、場所は合っているはずなのに、何も無い。
移転したのか、私が何か間違えているのか。
まあとにかく荷造りのために一旦ホテルに戻ろうと思ったら、
途中でインド料理レストランの店頭に、
「Chicken Curry mit rise mit salat €5」
の文字を発見。チキンカレー! ごはん! なんて魅力的 !!!!!
前夜ビールだけで過ごしたこともあり、お腹ペコペコです。

さて、ビールと共に運ばれてきたカレーセット。
おかーさーん、やっぱり量が多すぎたよ!
美味しいのですが食べても食べても減る気配がありません。
さらにインディカ米(?)って、ちょっとパサついている分よく噛むからか、
胃の中で水分を吸収するからか、とにかくお腹が猛烈に膨れます。
さすがの私も残さざるを得ませんでした。すみません。
食後に出された一口サイズのマンゴージュースが絶品でした。

で、部屋に戻って不要な物などを荷造りし、再び郵便局へ。
この辺りからなんだか体調がおかしくなり、並んで順番を待つのも辛くなってきました。
やっと窓口の前に立つと、親切な職員さんが
「別の箱に詰め替えた方が送料が安くなる」と教えてくれたので
新たに箱を買い直し、駅前のベンチで再荷造り。
段々嫌な汗が流れ始めて、少々危険を感じたのでひとまず売店で水を購入したのですが
なんと0.75リットルをほとんどすぐに飲み干してしまい、
それでも喉の乾きがおさまりません。そしてひどい目眩。
「もう駄目だ…」と思ったその後、

気付けばベンチで1時間程熟睡していました。
荷物も我が身も無事でしたが、今思い出してもおそろしい。


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少し気分が回復したので荷物を発送し、Uバーンに乗り込みました。
目指すはユダヤ博物館 Jüdisches Museum Berlin。
最寄りの Hallesches Tor 駅とその前に建つ円形の集合住宅、
中心の広場のバランスが美しい。
なんといっても最終日、気合いを入れてなんとか歩きます。
ユダヤ博物館はポーランド生まれで今はアメリカ国籍を持つ Daniel Libeskind 氏の設計。
なんでもこの建物の複雑な形はドイツ人とユダヤ人の関係を表しているとか。
不規則な構造、途切れては新たに広がる空間、狂うバランス感覚。
「The Holocaoust Tower」という狭く閉ざされた部屋は、
かろうじて差す光は決して手の届かない遥か頭上に、といった作り。
歴史の重みをひしひしと感じる場所です。
他に印象的だったのは、屋外にある、49本のコンクリート柱の並ぶ「The Garden of Exile」。
傾いた地面の上を歩いていると得も知れぬ心細さにおそわれます。

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この博物館はもっとちゃんと見るべきだったのですが、
また体調が悪化してきたので途中で切り上げることにしました。
これが今でも悔やまれます。
駅前まで戻って、本日数回目の胃薬を飲んでベンチで休憩。
少し風が出てきて、やっと少し生き返った気分。
耳を澄ますとあちこちからドイツ語が聞こえてくるのですが、
やはり何度聞いても「ア、ソウ(Ach so:正確には「ゾウ」らしい。よく使われる相づち)」「チューッス(Tschüs:くだけた“さよなら”)」が日本語にしか思えず愉快です。
この暑い中真っ黒なスーツに真っ黒なサングラス着用のおじさんが、
肩に大変立派な青いオウムを乗せて目の前を通り過ぎました。
背中にはくっきりオウムのフンの跡が付いてました。


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寛大な心と厳格な心と


少し楽になったので、今度は「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑 Denkmal für die ermordeten Juden Europas」へ。
ポツダム広場近くに広がる約19,000㎡強(!)の広大な敷地に、
2,711(!)もの石碑が並びます。離れて眺めても圧巻だけれど、
中を歩いて見るとまた感じ方が変わります。
高低差のある石碑の作る影や、通路の向こうにふと現れてはまた消えていく人々。
ユダヤ博物館の外庭と同様に何か心細い気持ちになります。
今私は、虐殺された人々のお墓参りをしているのでしょうか。

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しばらくそこで過ごした後、地下の情報センターが閉まっていたので
そのままポツダム広場へ向かいます。
映画「ベルリン・天使の詩」では、登場人物ホメロス翁が、「ここがあのポツダム広場か?」(うろ覚え)と荒涼とした風景の中でつぶやいていました。
その映画でしかこの地を知らなかった私も言います。
「ここがあのポツダム広場か?」

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まだまだ周辺に空き地は多いものの、立派なビルがてんこ盛り。
その中心・ソニーセンターの広場で腰を下ろします。
大変賑わっており、ノートPCを広げている人多数。無線LANスポットなのでしょうね。
よちよち歩きの女の子がボールを蹴って遊んでいます。
あらぬ方向へ行ってしまうボールを、
警備のおじさん、道往くビジネスマンや観光客らしき人たちが
優しく蹴り返してあげていました。微笑ましい光景。
この日一番なごんだ時間でありました。


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ホテルに戻る前に冷房で体調を整えようと、
またもや大型書店のドゥスマンへ。やっぱりここはパラダイス。
次に使う機会があるかどうかはさておき、
Lonely Planet のフランス語&ドイツ語旅行会話集を購入しました。
「ドラッグはやりません」なんていう会話例があって、無駄な知識がつきそうです。
あと、つい買ってしまったのがワールドカップ2006コーナーに
山積みされて絶賛大安売り中だった緑色のTシャツ。
シンプルに「BRING MICH ZUM RASEN!」と書かれてあり可愛いです。
“私を野球に連れてって(Take Me Out To the Ball Game)”のサッカー版でしょうか。
その後はあまり食欲もないので、ホテル近くの小さな食料品店で
ビールと水と一見海老のオリーブオイル漬けのようなものを購入。その名も「Surimi」。
そのまんま魚介のすり身なのですが、オイルと酢がきつすぎて味がよくわかりません。
ベルリン最後の夜は、こうして地味にふけていきました。

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点けると死ぬ程熱くて暑い禁断のライト

20100316

20060723-24 [Hotel] Arte Luise Kunsthotel

ベルリンはミッテ地区にあるデザインホテルで、
シュプレー川からちょっと歩いて『森鴎外記念館』の目の前です。
駅からは少し遠いように感じたけれど、静かで落ち着いた雰囲気のエリアにあります。
直接メールでシャワー・トイレ共同のシングルルームを1泊48ユーロで予約。
外観はほんのりピンク色、中に入ればとってもシック、
(私の)部屋の中はビビッドアートという三段構えで楽しめます。
ホテルのサイトですべての部屋の写真が見られるので、どの部屋にするかあれこれ悩むのもまた楽し。
といいつつ、私の選択肢は一番安い部屋しかありませんでしたが。
空調無し+窓が少ししか開かない部屋だったので、体力の限界を感じました。
今度はいい季節に、ゆったりした気持ちで泊まってみたいものです。

余談ですが、何故か窓にかけられた簾のようなものの長さが20cmほど足りず、
ベッドに寝転んだり着替えたりするたびに、向かいの建物の事務所らしき部屋の
パソコンに向かっている人々から丸見えなのではないかと気が気でない滞在でした。
そして最終日、いざ出発という段になって簾の後ろにブラインドがあることに気付きました。

| Arte Luise Kunsthotel |
Luisenstr.19 10117 Berlin
http://www.luise-berlin.com/

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20060723 Berlin

朝1階へ下りて行くと、ホテルの人がソファに寝転んで
歌いながらパンを食べておられました。マイペースな方です。
チェックアウト時にはチュッパチャップスをくれました。
なかなか印象深い宿でした、AURORA HOSTEL。
で、次の宿に向かいます。
UバーンのEberswalder Str.(読めない)駅に行ってみると、
何故かゲートが閉まっていて中に入ることができません。
日曜休み?そんな馬鹿な。人に訊こうにも辺りに誰もいないので、
最寄りのバス停を探して移動したものの案の定大行列。
本数も少ないのでがんばって乗り込みます。
結局ホテルまで、バス→Uバーン→Sバーン→徒歩と複雑な経路を辿ったために、
目的地“Arte Luise Kunsthotel”に着いた時には汗だく&クタクタでありました。


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目印は森鴎外記念館。


友人ご推薦のこのホテル、アーティスト達が内装を手がけているとあって
部屋ごとにデザインが違います。
そこで、私がサイトを見て予約した部屋。


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馬。


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どこから見ても馬。


いやー、いい夢が見られそうです。
とりあえず疲れを癒すために仮眠をとり、ロビーでビールを飲んでから
本日の目的地、ハンブルガー・バーンホフ現代美術館 Hamburger Bahnhof Museum
に徒歩で向かうことにしました。
なんだかこの日は湿気が多く、空気が重い感じ。
ホテルの人は「歩ける距離」と言っていたけれど、段々辛さが増してきます。
とぼとぼ歩いていたところに、大きな病院らしき建物を発見。
前庭では貫頭衣のような病院服を着たおじさんたちがタバコを片手に大騒ぎしていました。
安静にしてなさいって。


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そうしてやっと辿り着いたハンブルガー(以下略)美術館。名前が長い。
元駅舎だった建物を改装したとあって、おもしろい構造になっています。というか迷う。
「ここはどこですか」と館内図を見せながら尋ねること2回。
それはさておき、ゆとりのある展示室が多く、大きな作品が映えます。
FELIX SCHRAMM という方の、どーんと壁をぶち抜いた巨大オブジェなどにいたっては、
搬入方法もさることながら普段は一体どういう状態で保管しているのだろうか、などと
どうでもいいことをついつい考えてしまいます。

そんな中で、やはり圧巻なのは元ホームをそのまま生かしたメインの展示室。
周囲の鉄骨と窓から差し込む光の具合がとても美しいです。冷房効いてないけど。
ここで、ほぼ寝転んだ状態でスケッチブックを広げ、一心不乱にクレヨンでスケッチを続けるエキセントリックな女性を発見。展示の一環かと思いました。


20060723_06.jpg 20060723_07.jpg 20060723_08.jpg 20060723_09.jpg ←美術館のカフェ。居心地よし。


一通り見終えて併設のカフェでビール休憩した後は、
つい最近完成したばかりの中央駅に行ってみることに。
美術館から歩いてすぐと聞いていたものの、古い地図しか持っていなかったので
はたしてこの「Hauptbahnhof」が本当に中央駅なのかよくわからない。
ドイツ語読めない。
うーん、今まで見た駅の中で一番立派でピカピカだからたぶんそうなのだろう、と
自分を納得させながらフランクフルト方面行きの列車に乗り込みます。
ホームでは緑色のモヒカンとスキンヘッドの青年2人が
抱き合って別れを惜しんでおりました。


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ピカピカ。どこもかしこもとにかくピカピカ。


で、降り立ったのは旧東ベルリンの主要駅であったオスト駅。
ここから歩いて、イーストサイド・ギャラリーに向かいます。
少し寂しく、色褪せた感じの風景。
かつて東西を隔てたベルリンの壁の一部を1.3kmにわたって保存展示しているのが
このイーストサイド・ギャラリーです。
ドイツ内外のアーティストの手によるメッセージ性の強い絵が並んでいます。
ベルリンの壁が崩壊したのは、1989年11月。
当時ニュースで見た壁崩壊時の映像は、世界史に疎い私にとってもかなり強い衝撃でした。
ブラウン管や新聞・雑誌を通しても、熱気のようなものが伝わってきました。
しかもその年は昭和天皇崩御、天安門事件と歴史的な出来事が続いており、
世界は変わり続けているということを初めて実感したのもこの頃のこと。
昔も今も平和を望まない人はいないと思うのですが、
あいかわらず世界は争いに満ちています。
ところどころ壁に空いた穴から見える向こう側の景色に、なんだか胸が痛くなりました。

さて、このイーストサイド・ギャラリーも他の観光地同様落書きに埋め尽くされています。
あまりの多さに最初はこれもアートの一環なのかと思ってしまいました。
しかし、よく見ると「○○命」みたいなどうにもつまらん落書きの各国語版も多いです。


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オスト駅から列車を乗り継いで、ホテルに戻る頃にはもう夜(まだまだ明るいけども)。
しかしここ数日は夜半になっても気温が下がらず、空調無しの部屋がホントにキツいです。
ベッド横には素敵な大きなフロアランプが置いてあったのですが、
これを灯すと熱くて暑い。延々とベッドの上で転がり続ける夜を過ごしたのでありました。


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今夜も晩ご飯はビール

20070702

20060721-22 [Hotel] AURORA HOSTEL

今回の旅で最安値のAURORA HOSTEL。一泊38ユーロで。
でもこれでも日本円にしたら6,000円オーバーなのですから、
ほんとどこまで続くのだこの円安ユーロ高は。BOOKING.comで予約したのですが
あとで宿のサイトをチェックするとそちらの方が安かった(29ユーロ)ことが判明。
しかし面倒臭かったのでしょうか、なぜかそのまま見なかったことに。
どうしてそんなに太っ腹なのだ、当時の私よ。今考えると不思議でなりません。
(追記/ここまで細かく書いておいてなんですが、最近発見した領収書を見ると
ちゃんと1泊29ユーロにしてくれてました…)
と話がそれてますが、ベルリンにはこんな感じのこじゃれたホステルが多いようです。
中心地とはまったく違うこのエリアの雰囲気と相まって
結構印象深い宿となりました。いろんな意味で。
観光エリアから少し離れていますが、公共交通機関の駅が近いので問題ありません。
どうやら男性二人の共同経営らしいのですが、
どちらもなかなか味わいのあるやさしい方でした。
一度レセプションでビールを購入しようとしたら品切れで、
「ちょっと待って」とふいと消えたかと思うとビニール袋を提げて戻って来られました。
そしてその場でその人も飲んでいたような。おおらかです。
手作り感の残るインテリアも(手作りじゃなかったらすみません)
潔いくらいシンプルな客室もとても雰囲気がよく、
特に大きなソファのあるラウンジが居心地よかったです。
3部屋くらいこのくつろぎスペースがありました。部屋が禁煙だったのでタバコはここで。
シャワー・トイレは共同ですが、客室数もそんなに多くないので快適に利用できましたよ。



|AURORA HOSTEL|
Pappelallee 21 Berlin
http://www.aurora-hostel.com/

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さて、夜半。熱帯夜故になかなか寝付かれなかったものの、
寝付かれない自分に疲れてやっとなんとか夢の中。
突然誰かがドカドカと部屋に入って来た気配に、あわてて飛び起きました。
…あら、誰もおりません。
早い時間には気付きませんでしたが、壁か床が薄いようで、
他の部屋の足音や声が大変響きます。まさか自分の部屋と間違う程とは。
そして夜中に帰ってくるといえば、大抵ハイテンションな人か酔っぱらい。
快適に見えた AURORA HOSTEL の唯一かつとんでもない落とし穴でありました。


そんなこんなで夜中に何度も目を覚まし、バテ気味で目覚めた22日の朝。
今日はだらだらのんびりするだけにしようと、ホテルを出て歩き出しました。
Eberswalder Str.(読めない)駅を過ぎ、
KastanienAllee→TorStraße→AlteSchönhauserStraßeをひたすら歩きます。
この辺になると、読めない、と言うより読もうとする意志を放棄しています。


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そうして結構な距離を歩いた気がしますが、
ようやくハッケンシャー・ホフ Hackescher Hof に到着です。
今綴りを見て気付きましたが「ハッケン」の「ン」はどこにあるのでしょう(※)。
ドイツ語の読み方の法則が未だによくわかりません。
で、ハッケンシャー・ホフ。有名な複合商業施設です。
観光客らしき人で大変賑わっています。
今までベルリンの空気のどこかしらにやさぐれた匂いを感じていたのですが、
古びた建物と緑の調和する空間に、一気に気分が乙女になりました。
といいつつ、まずはカフェでビール。
昨夜ビールだけですませた上にここまで歩いて来たとあって、もうお腹ペコペコです。
しかしメニューがドイツ語です。
このまま眺めていれば何かを感じ取れるかもしれないと、
しばらくの間無駄に文字と向かい合ってみました。
見るに見かねたお店の人が「英語のメニュー要ります?」と言ってくださいましたが、
「もう少しですから!」と元気よく答え、元気よくラザニアをオーダーしました。
それはドイツ語ではない。
そして運ばれて来たラザニアは、


おかーさーん、私こんなに大きなラザニアを1人で食べたことありません。


しかもカゴにはパンが山盛りです。炭水化物の過剰摂取ではありませんか。
この旅で得た極意「休憩せずに食べる」を念頭に、ひたすらフォークを口へ。完食。
パンには手を付けられませんでした。この私が。
ビールとあわせて9.2ユーロ。美味しかったし大満足です。というより大満腹。

※なぜか私は“ハッケンシャー・ホフ”と思い込んでいましたが、
今ガイドブックを見ると“ハッケッシャー・ホーフ”と書いてありました。
そりゃそうですよね、すみません、と思ったら、Berlin Tourismのサイトには
“ハッケーシェ・ヘーフェ”とありました。外国語の日本語表記って難しい。
私の場合はただの勘違いですが。



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ちょろちょろショップを覗いては、すぐ木陰で休憩。暑すぎる。そしてお腹が重すぎる。
隣に座っていた人がタバコの火をつけてくれたのでお返しに扇子であおいであげると、
逆側の隣に座っていた人が「私もあおいでちょうだい」(たぶん)と。
しばしパタパタと国際交流。ふと足を見ると、
サンダル焼けで大変な色になっておりました。


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この後は、通って来た道を少し歩いてみました。
さっきは時間が早すぎたので通り過ぎた小さな本屋さんに入ってみることに。
おお、いい感じの本がたくさんあります。思わずあれこれ購入。
HUNDT HAMMER STEIN という名の本屋さんでした。
サイトも見易くてきれいです。ドイツ語わかりませんが。
http://www.hundthammerstein.de/


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その後も雑貨屋さんなどで順調に散財を続け、数度目のキャッシングをする羽目に。
やばい。
ハッケンシャーマルクト Hackescher Markt 駅の周辺で小さな市が開かれていたのでひやかして、今度はSバーンでフリードリヒシュトラーゼ FridrichStraße 駅に行き、
大型書店ドゥスマン Dussmann へ。
どうしても中を確認してから買いたい目当ての図録があったのですが、
いざ見つけてめくってみるとどうもいまひとつピンと来ず。
Amazonでクリックしなくてよかった。
冷房もきいてるし、ソファでのんびりできるし、あー極楽。
楽しかったのが、「Berlin」というかなり大規模なコーナー。
ガイドブックから歴史本から写真集からさらにはあらゆる土産物まで揃っており、
地方都市に住む私にはわからないのですが、東京の本屋さんにはこのように
「Tokyo」なコーナーがあったりするのでしょうか。


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何もしていないようでいて、あっという間に夜になりました(薄暗い程度ですが)。
旅に出る少し前のこと、AURORA HOSTELのあるPrenzlauer地区で外国人男性が
ネオナチに襲われるというニュースを目にしました。
なので心配性なわたくしはさっさと宿に引き返します。
それでも宿周辺をちまちま散歩していたのですが、どこからかスラヴ系っぽい音楽が。
行ってみると意外に普通の格好をした若者たちが、路上で楽しそうに演奏しております。
これはラッキーと、しばしの間堪能いたしました。よい夜です。
思いがけないよい体験に心もなごみ、ベッドに入ると久しぶりにすぐ熟睡できました。


その数時間後には、宿の前にたむろする若者たちの賑やかな声に
起こされることになるのですが。